2013年から始まった「ヨコハマハコいりムスメプロジェクト」が、今年もスタートしました!

横浜市にある文学館「大佛次郎(おさらぎじろう)記念館」と地域をつなぎ、活性化することを目指しています。

今年度はハマっ子を中心に、11名の女子学生が集まってくれました。「横浜が好きで横浜で何かしたい」や「地域を盛り上げる活動をしたい」というやる気のある11名です。

6月中に大佛次郎記念館活性化のアイデアを出し、7月5日に中間発表。その後、アイデアを実現するために活動することになっています。

名前リレーと自己紹介

学生たちは今日が初対面。まずは、緊張をほぐすために「名前リレー」をやってみました。最初の人が「Aです」と言ったら、次の人は「Aさんの隣のBです」、その次の人は「Aさんの隣のBさんの隣のCです」と続けていきます。

スタッフを含めると、18名。最後の人は全員の名前を言わなければなりません。最後に並んだのは、なかなか学生の名前が覚えられないという常務理事の浜島さん。これで、全員の名前を忘れないですね。

リレーで盛り上がったあとは、学生の自己紹介タイムです。
下記の項目を5分で書き、30秒で発表します。

  1. 名前
  2. ニックネーム
  3. 大学
  4. 学年
  5. 出⾝地
  6. 今住んでいるところ
  7. なぜ参加しようと思ったか
  8. 自分を表す5つのキーワード(性格、趣味、はまっていることなど)

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面白いエピソードもありましたが、中身は内緒です(笑)。まだ初日ということもあり、突っ込んだ話はあまり聞けませんでしたが、少しずつ人となりが見えてきました。

大佛次郎記念館とヨコハマハコいりムスメプロジェクトについて

プロジェクトの趣旨、記念念館の課題と可能性について横浜市役所の鬼木さんから説明いただきました。鬼木さんは大佛次郎のファン。大佛次郎への熱い想いを語ってくれました。学生のみんなにも伝わったんじゃないでしょうか。

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ハコイリムスメが目指すこと

代表の角から「ハコいりムスメが目指すこと」について話をしました。ハコいりムスメが目指すことは、次の二つ。

  1. 記念館の活性化
  2. メンバーの成長

プロジェクトの進め方、2013年度と2014年度の成果について説明し、イメージを掴んでもらいました。

プロジェクトメンバーとしての心構えを、グロースサークルを使って説明。まずは、大佛次郎と記念館、そして参加メンバーに好奇心を持つことが大切ということを伝えました。

グロースサークル

次に「ハナラボハンドブック」を使って、今の自分を見つめてもらいました。10の質問のうち、1つを選んで自分の考えを話します。

  1. 失敗しそうなことはやらないほうがいい?
  2. すべてのことには正解がある?
  3. 創造力は特別な人しか持っていないもの?
  4. やるからには自分たちだけでやり遂げなきゃいけない?
  5. 自分には無理って決めつけてない?
  6. がんばるのは恥ずかしい?
  7. 仕事って辛いもの?
  8. 本当に「知る」ってどういうこと?
  9. 空気を読むっていいこと?
  10. やっぱり学生と社会人って違うよね?

今の自分の状態を理解して、考えを口に出すことで、自分自身に変化が生まれます。ハンドブックを使った問いは、毎回ワークショップのたびに行うことにしています。

昨年のプロジェクト紹介

プロジェクトについて理解を深めてもらうため、昨年のメンバーである智奈に来てもらいました。智奈が取り組んだのは、記念館と地域を食でつなぐ「大佛食堂」。新メンバーたちは、プロジェクトで苦労したことや得たことなどを聞き、モチベーションがぐっとあがったようです。

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インタビューレクチャー

ハナラボではお馴染みの、インタビューのレクチャーです。活動する中で、さまざまな人に話を聞く機会があります。相手が求めているものはなにか、どんな課題を抱えているのかを見つけるために、いくつか気をつけておきたいポイントがあります。ポイントとして挙げたのは、次の4つ。

  1. 仮説や思い込みを捨てる
  2. 話していることがすべてではない
  3. 色々な聞き方で「なぜ?」を繰り返す
  4. 一般論に注意!

このレクチャーを踏まえて、次はインタビューのトレーニングです。

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大佛次郎記念館に行かない理由をインタビュー

インタビューのお題は「彼女が大佛次郎記念館に行かない理由」です。インタビューを通じて、相手が記念館に行かない理由を探ります。

一つ目の質問は共通で「休みの日はどんなふうに過ごしていますか?」。
そのほかの質問をいくつか考えてから、インタビューに臨みました。

①インタビューする人 ②インタビューされる人 ③観察する人の3人組になり、インタビューのあとインタビュアーにフィードバック。それを3セット行います。

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発表

自分がインタビューした相手が、大佛次郎記念館に行かない理由を発表しました。「キャッチコピー」と「3つのキーワード」にまとめて発表します。

「なぜ行かないのか」を探るインタビューは難しかったようですが、短時間でよく聞き出せていましたよ〜。市役所や記念館のみなさんにとっても、気づきが多かったと感想をいただきました。

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振り返りレポート

毎回、振り返りレポートを書いてもらいます。その日、何を感じたかを言語化することで、頭を整理できます。学生たちは、こちらが思っている以上にいろいろなことを感じているんですよね。

市役所〜記念館までのフィールドワーク

今日の最後とのメニューは、関内にある横浜市役所から山手にある大佛次郎記念館までのフィールドワークです。

石川町まで電車で移動して、石川町駅からスタート。まずは、横浜元町ショッピングストリート(横浜元町商店街)を歩きながら、関わりのあるお店を紹介していきます。

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元町商店街は、このプロジェクトの1年目も2年目も大変お世話になっています。3年目の今年は、商店街と大佛次郎記念館をつなぐことに力をいれたいと強く感じてます。

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元町商店街を抜けて山下公園方面へ向かいます。

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マリンタワーを通り、大佛次郎とゆかりが深いホテルニューグランドへ。

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急な階段を上り、港の見える丘公園に到着。ちょうど4階くらいの高さです。元町・中華街駅からエレベーターで登ることもできるので、ご安心を。

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ようやく、大佛次郎記念館に到着!

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館内を見学して、最後に全員で記念撮影。今日はこれで終了です。

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学生たちと一緒に活動したような気分になっていただけたでしょうか?
今日が初日、これから1ヶ月間のアイデア発想フェーズが始まります。
みなさま、お楽しみに!


2 thoughts on “ハコいりムスメ、集結!!

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