こんにちは！チームインドアの佐藤友美です。9月8日に北方小学校のはまっ子ふれあいスクールで「ヒーローくらまさん」のイベントを実施し小学校1年生から3年生の子供たちが50人ほど参加してくれました。
はじめに私たちが大佛次郎の作品である「鞍馬天狗」の寸劇を行い、子供たちに鞍馬天狗について知ってもらいました。今回は「鞍馬天狗」の中の「角兵衛獅子」という作品をもとにして、鞍馬天狗が杉作少年に初めて会うシーンを寸劇にしました。今の小学生は、鞍馬天狗というと「妖怪ウォッチ」というアニメに出てきたネクラマテングというキャラクターだったので、鞍馬天狗の説明をするのがとても難しかったです。また鞍馬天狗役のゆっきーのお面が泥棒に見える！というヤジが飛んでうるさくなったり、子供が劇に乱入しそうになったりするなどハプニングもありましたが、予想以上にみんな真剣に劇を見てくれました。
その後、みんなに鞍馬天狗のイメージ画を書いてもらいました。はじめは描きたくない！と嫌がっている子供も多かったのですが、記念館に飾ることを伝えるとノリノリで描いてくれました！笑 最終的にはそれぞれ個性的な鞍馬天狗の絵が出来上がりました。描いてもらった絵は9月中に記念館の2階に飾らせてもらう予定です。
最後に、鞍馬天狗のヒーロー像をもとになりたい自分について書いてもらいました。はじめは文字で書いてもらう予定でしたが、子供たちが絵で描きたいと言うので急遽絵で描いてもらうことにしました。ケーキ屋さんやいいお母さん、戦隊物のレンジャーなどたくさんのなりたいものが出てきて、見ていて本当に楽しかったです。
イベントは1時間ほどで終了したので、その後は校庭に出て子供たちと色鬼などをして遊んで親睦を深めました！
はじめは本当にみんな劇を見てくれるのか、絵を描いてくれるのか、と不安ばかりでしたが、8月に一度はまっこに遊びにきて子供たちと触れ合っていたこともあり、無事にイベントを成功させることができました。帰る時には、次も参加するね！と言ってくれる子供もいて、このイベントをやってよかったと感じました。
次回のイベントは9月19日に同じく北方小学校のはまっこで実施します。今回とは違う劇を行う予定です。今回の反省点を改善させて、より子供たちに喜んで貰えるように頑張ります！
【運営】
若者の地域参画による大佛次郎記念館の活性化プロジェクト実行委員会
横浜市、横浜市芸術文化振興財団、NPO法人ハナラボ
2 thoughts on “イベント「ヒーローくらまさん」を開催しました！”