社会人スタッフのあみかです。
先日ヨコハマハコいりムスメプロジェクトの中間報告が無事行われました。ここまでの振り返りをしていきたいと思います。
ドキドキの中、プロジェクト開始!
初日はまだ緊張感がある中でのスタートでした。
フィールドワークで元町通りを歩き、大佛次郎記念館へ。
私は初めて記念館に入りました。たくさんの猫のモチーフの装飾があり、ステンドグラスが印象的。壁も床も細かいところまで凝った建物。
「これからここで何が始まるんだろう」と楽しみになりました。
2回目からは記念館の中で活動。
記念館にある和室でのグループワークの様子を見ていて、畳で話し合いっていいな、と感じました。
靴を脱いで、座布団に座って、机を囲んでみんなで頭を寄せあって話をする。
これって会議室などのかっちりした空間にいるよりも、話が弾みやすくなる効果があるのかも??
活動する場の空気感ってとても大事ですよね。
「それいいね!」でアイデアを育てる
プロジェクトではブレストという方法でチームでアイデア出しをします。
これは女子大生のみんなにとって馴染みの薄い手法だったかもしれません。
「どれを採用する?」と意見を競わせるのではなく、みんなの中で生まれたアイデアをみんなで育て上げていく。
そのために大事なのは柔軟な発想をしてポンポンと弾むような会話が出来ること、「それ、いいね!」と言い合えること、「こう思うんだけど」とどんな些細なことでも発表できる場であること。
色々な視点から出て来たアイデアの種を掛け合わせて、新たなアイデアが生まれて行く。
きっと自分一人きりじゃたどり着かなかったようなアイデアがチーム内で生まれ、驚いている子もいるのではないでしょうか。
プロジェクト前半は用意されたお題に対して答えて行く感じだったのが、後半の具体的なアイデア出しの期間になってくると、いつの間にか女子大生たち自らでアイデアを練り上げて行くようになっていました。
自ら大佛次郎について調べたり、プロジェクトの日以外にもチームごとに連絡を取り合ったり。どんどんみんなの顔つきが真剣になっていきました。
わくわくを大事に!
「大事なのは自分たちがわくわくするかだよー」
「そのアイデアで自分たちはわくわくする?」
この1ヶ月間で何回「わくわく」というワードが飛び交ったことか!!
自分たちでわくわくする、前のめりになるほど興味を持つ、というのは本当に大切です。
アイデアを実現する際に、その気持ちは大きな原動力になるのです。
これからもその気持ちを手離さないようにしてほしいです。
乗り越えたことが自信につながる
アイデアを育てるにあたり、いろいろな問題点と向き合う場面が出てきます。
苦しい時間帯は必ずといって良い程発生します。全チーム決して順風満帆というわけではなかったと思います。煮詰まる、気まずい、心が折れる、これじゃ無理だ、時間が無い。
色々な気持ちを抱えたはず。
4チームそれぞれにカラーや個性があり、大変な局面もチームごとに様々だったようです。
それを乗り越えて、全員が無事に中間報告が出来た事、本当に嬉しく思いました。
みんな発表直前は緊張している様子でしたが、いざ本番になると何とも頼もしい発表でした。
大変な事があっても発表をやり遂げられた、というのは貴重な体験だと思います。
今後の実行フェーズでも「中間報告だって乗り越えたんだし!」と自信を持ってステップアップしていって欲しいです。
中間報告会のご来場者の方々は熱心に発表を聞いてくださり、意見交換会は熱気で溢れていました。
ご来場のみなさまにこの場を借りて御礼申し上げます。
実は身近にいたお手本!
最後に、この1ヶ月スタッフとして携わり、驚いたことを1つ。
ハコいりムスメプロジェクトは今期で3回目ですが、「こう進行すれば必ず正解」なんてことはありません。
ハナラボの角さん浜島さんは、どうしたらプロジェクトがより良くなるかを常々検討しています。
その様子を間近で見て「そうか、現在進行形でどんどんプロジェクトが育て上げられているんだ!」とびっくり。
そして角さんと浜島さん、プロジェクト進行にあたって出てくる意見や案が必ずしも常に一緒なわけではないのです。
それがすごくいいなと思いました。
二人から出てくる案を掛け合わせて、プロジェクトは変化、進化していくのです。(ちなみにありがたいことに、私の考えも反映していただいてます!責任重大だし本当にやりがいを感じています!!)
大事なのは「いいものを作り上げるんだ」という意思がびたっと揃っていること。
そこがきちんと揃っていたらじっくり話し合えるだけの信頼関係が成り立つのですね。
これ、実は女子大生の皆のこれからの実行フェーズでもとても重要なことだと思うんです。
「これだ!」という強い軸を自分たちの中に持つ事。
是非是非お手本にしてみてほしいな、なんてこっそり思っています。
女子大生のみんなも「このプロジェクトを通して何か変わりたい」と個々に思っているはず。
それはスタッフの私も同じです。少しでもお役に立てるようにがんばります!
今後はいよいよ実行フェーズに突入です!
これからのハコいりムスメプロジェクトも乞うご期待☆
どうぞ応援よろしくお願いいたします。