5/18はハコ入りムスメ2回目。晴天に恵まれ、美しくバラが咲く港の見える丘公園には、観光客、写生する人、写真を撮る人でいっぱい。1年のうちで、一番人が多い季節ですね。
大佛次郎記念館周辺のまち歩きからスタート。横浜市役所の太田さんのガイドで、元町・中華街駅からマリンタワー、山下公園、大佛次郎が執筆のために滞在していたホテルニューグランドを経て、元町商店街へ。全員が神奈川県在住でハマっ子も多いハコ入りムスメたちですが、元町商店街に友だちと来ることはないらしく、かなり楽しんでいた様子!新しい魅力を見つけてくれたようです。
その後、大佛次郎記念館をスタッフの岡部さんと研究職員の吉田さんのガイドつきで案内していただきました。一般の人が入れない書庫も見せていただき、その蔵書の多さにビックリ。歴史好きにはたまらない、レアな本もたくさんあるそう。一般の人でも閲覧はできるそうなので、気になった人はぜひ大佛次郎記念館へ!
記念館見学の後は、スタッフのみなさんへのインタビューです。前回のインタビュー講座での学びを活かして、45分×2本に挑戦。インタビューの目的、必ずしてほしい質問について話したのち、各自質問を考えます。もちろん、想定したような回答が返ってくるとは限らず、使えないこともありますが、事前に考えておくことはとても大切。話がそれてしまい、いつの間にか目的とは離れてしまうことがあります。もちろん脱線から見えてくることもたくさんありますが、ある程度質問を考えておくことによって、本来の目的を見失わずに話を聞くことができますよね。そのバランスが難しいのですが、なかなかうまく話を引き出せていたようです。
さすが、女子大生は吸収力がありますね〜。前回の講座でできなかったことが、今回のインタビューではだいぶ克服できたようです。インタビューの後は、対象者について、対象者が感じている記念館の課題や大佛次郎の魅力、そして今後取り組みたいことなどを、全員でシェア。感度が高く、言葉以上のことを理解している。いつも思うけれど、本質をつかむ能力が高いんだよなあ。インタビューを通して、各自が記念館や大佛次郎の魅力をつかんだようでした。
朝のまち歩き、記念館の見学、インタビューを踏まえ、各自が取り組みたいテーマを考えました。昨年は運営側でチームを組んでしまったのですが、これが学生たちに不評で(汗)。今年は、自分が取り組みたいテーマでチームを組むことにしました。
それぞれ、テーマを3つ書き出して、全員でシェア。それを分類して、6つに絞りました。6つのうち、自分が取り組みたいものに投票して、チーム分け。無事、4つのチームが生まれました。いいんじゃない〜!このチーム。みんなが納得しているのが一番だよね。これから色んな壁にぶつかると思うけど(積極的にぶつかってほしいんだけど)、一緒に乗り越えていこうね。
というわけで、また来週も盛りだくさんです!