ハナラボの角です。6月22日にヨコハマハコ入りプロジェクトの中間発表が終わりました!中間発表までの学生たちの様子を振り返ってみたいと思います。
全員と顔を合わせたのが5月11日。半数は事前に面接をしていたのですが、半数は初日の顔合わせ。しかも、初めて会う学生全員が1年生とドキドキのスタートでした。これまでも1年生の参加者はいたのですが、今回は13人中6人が1年生。つい最近まで高校生だったと思うと、若干不安もありました、正直。
当たり前だけど、みんなもちょっと不安そうな顔。だって、何をやるのかよくわかってないんだもの。しょうがないよね。
初日はオリエンテーションと研修で、プロジェクトに取り組む心構え、インタビュー、アイデア発想のトレーニングを行いました。ちょっと盛り込み過ぎかな〜と思ったけど、やっぱり盛り込み過ぎ(汗)。でも、1か月半でアイデア発表まで辿り着くためには、このスピードが必要なんですよね。
始まってすぐにわたしの不安は消えました。不安どころか、1年生の頭は柔軟でした。そして、よく手が動く。発表も慣れてないし苦手と言っていたけど、すごくうまい。ちょっとでも不安に思ってごめんね。やっぱり彼女たちの潜在力は大きいなと、改めて思いました。
5/11、18、25と全体のワークを終えたあとは、チームごとにアイデアをブラッシュアップしていきました。チームでビジョンを共有して、アイデアを深めていく作業です。
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そして迎えた、中間発表。
横浜市役所の文化観光部長の阿部さん、大佛次郎記念館の沼尾館長からご挨拶いただき、角よりプロジェクトの概要や中間発表までのプロセスを説明しました。そしていよいよ、学生たちのプレゼンです。
トップバッターはチーム「ぽちみん」の「大佛食堂」。フランスに造詣が深く食通だった大佛次郎と、元町商店街の飲食店とを「食」でつなぎます。元町には来るけど、大佛次郎を知らない人にどう興味を持ってもらうのか!?
二番手はチーム「チーズ」の 「よこはまっぷ for girls」。自分たちも含めて、女子大生が山手地区にあまり足を運ばないことに気づき、まずは山手地区の魅力を発信しようと考えました。女子大生が山手地区にわらわらと足を運ぶマップでどんなもの?
三番手は一年生チーム「インドア」の「ヒーローくらまさん」。大佛次郎の代表作「鞍馬天狗」を題材に、現代の子どもたちに鞍馬天狗を描いてもらい、自分の「なりたい姿」を考えてもらいます。さらにおじいちゃんおばあちゃんに記念館に足を運んでもらう仕掛けも!
最後はチーム「BOB」の恋する♥ヨコハマ。大佛次郎の人柄、大佛次郎記念館、そして大佛次郎が生きた時代の魅力を伝えます。夏と言えば花火、花火と言えば、浴衣。そして女子大生の気になるものと言えば「恋」。それを組み合わせると・・・?
ざっと説明しましたが、それぞれ大佛次郎や大佛次郎記念館と繋ぐ工夫を盛り込んでいます。詳しい企画内容については、ヨコハマハコ入りプロジェクトのサイトで順次紹介していこうと思います。Facebookページもあるので、情報チェックしておいてくださいね〜
プレゼンの後は、参加者のみなさんと意見交換タイムです。今回参加してくださったみなさんは、横浜市で活動されている方やハナラボの活動に関心を持っている方々。みなさん、真剣に意見を出してくださいました。様々な分野に方に来ていただいたので「なるほど〜!」と思う意見がたくさん。本当にありがとうございました!
中間発表までにアイデアを深められたチーム、そうでないチームとありますが、とにかく後は実行あるのみ。いただいたご意見を踏まえ、7月からは実行フェーズに入ります。イベントなども開催しますので、ぜひご参加くださいね〜!